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いきあたりばったり。


by ikue-551
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20世紀少年を観ました。

今日は映画見に行きました。
「20世紀少年」。
ずっとリアルタイムで原作読んでたので、なんか感無量。

とりあえず相方に原作全巻貸して、完全にハマったようなので一緒に見に行きましたが、これは原作見てない人にはちょっとつらいのでは?と思う。話ちゃんとわかるのかなあ。
実際、映画終わってから「話全然わからん」と言ってる人がいた。

それに浦沢ワールド独特の、あの間合いとかちょっとした笑いとか、
実写化すると消えちゃうんだよねえ。
だいぶ話も端折ってるしね。でもまあ原作知ってると面白いよ。



では、以下感想。
これから見る人は読まないで。



・あ、このシーンを最初に持ってきたから角田君がでてくるのか。
・角田君=森山未來にはかなり無理がある。
・唐沢さんはやっぱり唐沢さんにしか見えない・・・。
・ユキジは結構ハマってた。
・あれ、いきなり同窓会?
・しかもスプーン曲げの犯人探しはしないの?いいの?
・赤ん坊のカンナかわいい〜〜。目クリクリ。
・池脇千鶴、いい味出してた。
・回想シーンの子役たち、なかなかよかったよ。
・特に子供時代のオッチョは男前。
・いや、だからチョーさんはやっぱり平泉成の方が。
・フクベエの家の話は全部カット?じゃあどうやって・・・モゴモゴ。
・え、屋上はケンヂじゃなくてオッチョ?なぜ?
・モンちゃん、ちょっと違う。「ドンキーはあのときと同じように、飛び降りても大丈夫だと思ったんじゃないかな」という台詞はもっとこう、無理しながらも少し明るく言ってほしい。わたしあの台詞言うモンちゃんが好きなんだよ。
・遠藤憲一の使い方、なんて贅沢なんだ。
・オッチョのバックボーンはすべてカットかー。そりゃ本筋には関係ないけど。
・ヨシツネの「伝票の4を千と見間違えた」というエピソードは入れてほしかった。
・んん、真夜中のギターはマルオの家で?あえて場所変える必要ある?
・「ボブ・レノン」、いい曲でした。


という感じで、やっぱり各登場人物の背景があまり描かれなくて、
あの浦沢直樹独特の「人物の背景を鮮明に描いて、伏線もびしびし張っていく」
という雰囲気がなくってさ。
なんていうのかな、予定調和的というか・・・。
あるべき結末に向かってストーリーがトントン拍子に進みすぎるというか。
あの人の原作って、「おいおい、どこまで話広げんのよ。どんだけ脱線すんのよ」と思わせてくれるじゃん、いい意味でも悪い意味でも。あれはものすごい魅力だからねえ。

と辛口に言ってみたりして。でも第2部は見に行く。
ストーリーを削ったことによって、伏線がなくなってしまった部分も結構あったので、いったいどうするつもりなのか見てみたい。

グータララ〜スーダララ〜でおなじみの曲「ボブ・レノン」は素敵でした。
唐沢さんの歌声で聞けますよ。エンディング曲やねん。
あんなメロディだったのね。
でもよかったよ唐沢さんの歌が下手じゃなくて。
あの人が破壊的音痴なら、これからの話が本当に成り立たないもんね。
by ikue-551 | 2008-09-07 01:51 | 映画・舞台