いきあたりばったり。


by ikue-551
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「しゃべれども」「キサラギ」

睡眠時間2時間の状態で(くわしくは前回の投稿参照)
映画を見に行ってきました。
前にも書いたけど「しゃべれどもしゃべれども」と「キサラギ」。

「しゃべれどもしゃべれども」は、国分太一演じる落語家と、
無愛想な女(香里奈)と、話下手な元野球選手(松重豊)と大阪から引っ越してきた男の子の話です。・・・て、これだけだと意味分からんな。
いまいちぱっとしない落語家が、この3人に落語を教えるのです。

この子役の男の子が絶妙。
とにかく演技力とかそんなんよりも、「間」。
「間」の取り方が絶妙なんです。
つっこむ時とか、ボケる時とかの「間」が。オトナ顔負け。てか、芸人顔負け。

ちょっとヘタレやけど江戸っ子気質な国分太一もステキでした。
ほおずき市に行く相手がいないという香里奈に
「じゃ、オレと行くか。」(横に自分のおばあちゃんがいるのにさらっと言う)
「行く?」とか「行こうよ」ではないあたりがイイ。

おばあさん(八千草薫)が
「あんた、ほおずきを買っておやりよ。」というと、
「ああ、買ってやる買ってやる。」
(↑「やる」がいいんだよ!何か包容力を感じるよ!)

あれ?なんだか素敵・・・。
おとなしい性格の役でしか国分太一を見たことがないから・・・。
これ、この顔でこの江戸弁で言われたら、そりゃ女は落ちるわ。
「標準語の男」より「江戸っ子な男」の方が素敵だわ。


さて、「キサラギ」は自殺したD級アイドルの如月ミキのファンが、一周忌に初めて顔を合わせて(それまではネットでしか話したことがない)、和やかに思い出を語り合うつもりが、結局「自殺ではない」「じゃあ犯人は?」という展開になっていくというもの。

とは言え、サスペンスものではなくコメディです。
ワン・シチュエーションものなんやけど、(舞台と登場人物は固定されてて、その中でひたすら話が展開していくタイプのもの。「12人の優しい日本人」とかそうですよね)

最初は軽い感じで進むけど、正にテイストは三谷幸喜。
実際、監督が「12人〜」にも影響受けて作った映画みたいだし。
うーん、少なくともワン・シチュエーションものは、今の段階で三谷さんよりすごいものを作れる人はいないんじゃない?
そう感じました。

でも、映画としては面白かったですよ。
前半は異様にテンポよく、だれさせない感じ。
後半は加速感がないけど、「これでもか、これでもか」と次の展開を用意している。
その都度、ある程度先が見える。「こうなるんでしょ?」みたいに。
でも、またその先には違う展開が待っている。

ほんで最後、先の読めない『展開』がポンと出されて、そこでおわり。
うわああああどうなるんだ?この先は?てところで終わるのに、モヤモヤはない。
実はかなり高度なのではないかなあ・・・。

小栗旬がよかったです。
あと、小出恵介。「のだめ」の真澄ちゃんね。
結構かわいい顔してるのに、三枚目役・・・。
真澄ちゃんの時といい、枠にハマらない感じがいいなあ。

ちなみに、「しゃべれども」は明日で公開終了なので、
パンフがもう売り切れてました・・・。
くうっ、くやしいいい!パンフコレクターとしては涙が出るわ・・・。
オークションで安く買えんかなあ。

後は「舞妓」と「憑神」が見たい。
でも当分水曜の休みは出勤やしなあ。困ったな。
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by ikue-551 | 2007-06-28 02:00 | 映画・舞台