いきあたりばったり。


by ikue-551
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雨の日の歩き方。

ついに数時間前わたしはひとつ歳をとってしまいました。三十路への道まっしぐらだぜ。別に「誕生日やから祝って〜」と思ってネタにしたんじゃなくてね、ここのところ色々考えることが多かったから。

わたしには20歳から25歳までの誕生を祝ってくれた人がいたのだが、今年からはもうその人に祝ってもらうことはない。まあ去年の時点でもう「祝ってもらってる」とはお世辞にも言えない状況だったけど。
ごらんの通り私の誕生日はお盆だから、一緒に祝ったことは一度しかない。いつも電話だ。でもそういう存在がいるのは大事なことだ。

久しぶりに「一人の誕生日」を体験する。だからなんとなくいろんなことを考えた。


多分始まりは、少しずつ環境が変わったこと。仲のいい友達や先輩後輩が毎年卒業して行き、その人は私と違って人と話すことが苦手だし、建築以外にこれと言って趣味みたいなもんのないその人の唯一の居場所がわたしであることはよくわかっていた。

今考えてみれば、環境が変化したなら私たちの距離も少しずつ変えて行くべきだったんだ。でもそれに気づかないわたしは他にも居場所があるにもかかわらず(院の同期の女の子らとか)、その人に悩みや愚痴を話していた。その人もわたしにいらだちや八つ当たりをぶつけるようになった。

なぜもっと安らげるように居場所をつくってあげられなかったのか。わたしのくだらない愚痴なんて友達と飲みながら笑い飛ばしてしまえばよかったのに、なぜその人に毎日のように話してしまったのか。その人に対する気持ちがこれっぽっちもない今でさえ、それだけは後悔している。

ちょっと前、その人とどんな距離を保っていればよかったのかと考えていた時に、ある知り合いから言われた。
「おれの場合は、たとえて言うなら雨の日の歩き方や。
相合い傘はせえへん。別々に傘さすねん。
ほんで、ある程度離れて歩くねん、あんまりくっついたらお互いの傘で体ぬれるやん。
でも歩く方向は一緒がええ。」

なるほど〜。
あたしらは最初多分相合い傘をしてたんだよ。まだつきあい始め。10代だったしねえ…。
いつからかちゃんと別の傘をさすようになっていたんやけど、そして同じ方向に歩いていたけど、でもほんの少し距離が近すぎたんだろう。気づいたらお互いの傘でずぶぬれになってたのに、もう離れ方がわからなかったんだ、きっと。

その知り合いは時には数人の女性と同時に傘さしてたようですが(笑)、
そうやって客観的に自分の恋愛を見つめれるくらいに私が大人だったなら、大事な人を追いつめなくてすんだのにと思うよ。

もう離れて一年近くたって、やっと冷静に考えるようになったのでありました。
その人を思い出すことはほとんどないし、その人なしでもわたしは建築の道になんとか居続けることができてる。
傷つけ合って終わったのだから、せめてそこから何か学ばないとわたしたちが離れてしまった意味がないじゃない。

…という感じでだらだら書いてみた。
もうネタにしてもいいやろて感じで。ごめんね、コメントしづらい重い話題で。
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by ikue-551 | 2005-08-14 02:16 | 日々のこと